ホームページを作る上で、SEO対策は最低限やっておきたい部分になります。
その中でも大切な要素の一つである見出しタグについて。
XHTMLではそのページの一番重要な見出しにあたるH1タグはページ内に1つだけというルールになっていましたが、HTML5になってからは、ページ内に複数あることが認められています。
複数あっても良いと言われても、H1タグがそのページを表す重要な要素の一つであることには変わりがないので、複数あると、何が重要なのかよくわからなくなりそうなので、1つにしておいた方が安全ではないかなと思っています。
H1タグが1つあり、その下に、H2、そしてH3が順番に並ぶような構造がシンプルで分かりやすい作りでしょう。
そして、それらのHタグをヘッダーに置くのか、サイドに置くのか、メインに置くのか、フッターに置くのかですが、どこに置いても間違いではないのですが、ヘッダー・サイド・フッターは全ページ共通であることが多いので、そこよりも各ページのメインの部分に見出しタグを設置するのが望ましいでしょう。
TwentyFifteenテーマの見出しタグの見直し
TwentyFifteenテーマの場合、サイト名の部分にH1タグがありますが、個別ページやカテゴリページになると、個々のタイトル部分にH1タグが指定されているので、このままで問題ありません。
気になる部分としては、サイドにあるウィジェットのタイトル部分にH2タグが指定されていることです。
ここは共通で表示する部分なので、見出しタグを使いたくありません。
修正するには、functions.php の以下の部分を見直します。
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function twentyfifteen_widgets_init() { register_sidebar( array( 'name' => __( 'Widget Area', 'twentyfifteen' ), 'id' => 'sidebar-1', 'description' => __( 'Add widgets here to appear in your sidebar.', 'twentyfifteen' ), 'before_widget' => '<aside id="%1$s" class="widget %2$s">', 'after_widget' => '</aside>', 'before_title' => '<h2 class="widget-title">', 'after_title' => '</h2>', ) ); } |
この「h2」の部分を「div」などに置き換えることで、ウィジェットの見出しタグをなくすことができます。